ハスの花が見ごろです
毎年今頃になると、福岡城跡のお濠にハスの花が咲きます。
スタッフHSはお濠の近くを通るときに気がつく程度ですが
毎年楽しみにしている方もいらっしゃるようです。
ところで、みなさんご存知のレンコンはハスの地下茎ですが
宗教的なシンボルでもあります。
「蓮は泥より出でて泥に染まらず」と言われているように
泥水の中から生まれて、清浄な美しい花を咲かせる姿が
仏の智慧や慈悲の象徴とされているせいなのか
道路のすぐそばなのですが
このあたりは静かで、落ち着いた雰囲気があります。
後から知ったのですが、どうやら、ハスの花は
早朝に開いてお昼前に閉じるのだそうです。
これを3日繰り返して花の寿命は終わりらしいのですが
夏場には次から次へに蕾が現れて毎日楽しめますとのこと。
いつも花が咲いているイメージだったのですが
実は寿命は短いのですね。
ちなみに、スイレンというのもありますが
ハスとの違いをご存知でしょうか。
簡単な見分け方は、葉の違いで
スイレンには切れ込みがあって、ハスは丸いままです。
もうひとつは、ハスの葉は水面から上に上がるのですが
スイレンは上がらないそうです。
そういえば、モネの「睡蓮」の葉も上がっていないような気がします・・・
実は、舞鶴公園にはスイレンもあるそうで
けやき通り沿いと明治通り沿いのお濠にも咲いているそうです。
ハスとスイレンの両方を比べながらの
ウォーキングも楽しみです。