パワースポットで運気アップ!
恵光院のすぐ先のポイント➈筥崎宮に到着。
筥崎宮で行われる「放生会」や正月に行われる「玉せせり」は
博多には無くてはならない祭りのひとつです。
筥崎宮は筥崎八幡宮(はこざきはちまんぐう)とも呼ばれていて
大分の宇佐神宮、京都の石清水八幡宮と並ぶ日本三大八幡宮の一つです。
元寇の際に亀山上皇が「敵国降伏」を祈願して、楼門には「敵国降伏」の扁額が
こちらの意味は、力でなく徳の力で勝つということなのだそうです。
本殿、拝殿、楼門、一の鳥居は国指定重要文化財
境内にある蒙古碇石や収蔵品は県指定文化財です。
厄除・勝運の神様として信仰されていて
元々の筥崎の地は鴻臚館貿易の衰退した12世紀から
対外交易の基地として賑ったことから歴史に彩られていて
境内には蒙古軍の碇石、さざれ石、元寇防塁跡があります。
パワースポットもあって運気を力強く押し上げてくれそうです。
パワースポット湧出石(わきでいいし)
石に触れると運が湧き出るといわれる“パワースポット”
筥崎宮の一之鳥居をくぐった右手側にある「湧出石」は、
触ると“運が湧く”とされる霊石。
「さざれ石」と並んで筥崎宮の“パワースポット”として広く知られているそうで
運気アップや招福開運を願って訪れた多くの参拝者が、この石に触れていました。
私も、触りました!
蒙古軍の碇石
蒙古軍の船の碇として使用されたと伝わる石が、境内に残されています。
こちらの碇石は博多港中央波止場付近の海中から引き揚げられた6本の中の1本だそうです。
元寇防塁の石碑は幾らか石が積みあがっていますが、それが元寇の際に作られた防塁の跡。
碑文によると「西南学院高等学校校内にあったものをゆかりの深い筥崎宮に移す」とあります。
今回は見ることができなかったのですが
境内に置かれているお潮井浜(箱崎浜)の真砂には、
厄除開運の祈願がされていて
博多祇園山笠で行われる「お汐井取り」も、このお潮井浜の真砂が取られるそうです。
亀山上皇奉安殿
東公園にある銅像「亀山上皇」立像の原型となった木像(県指定文化財)を安置するもので、
木像は高さ約6mで明治期の木像としては最大級とされています。
御本殿の裏手に西末社・東末社があります
こちらは参拝客も少なく静かです
空気も澄んでゆったりと参拝できます。
筥崎宮の少し先にあるポイント⑩の玉取恵比須神社
玉取恵比須神社は筥崎宮の末社で、海上、漁業、商業の神様とされる
事代主命を祭神としています。
ここは、正月3日の「玉せせり」の競り始め地点です。
玉取祭、別名「玉せせり」は全国に知られる九州三大祭。
起源は定かではありませんが、約500年前の室町時代に始まったとされています。
幸運の玉の争奪戦は迫力満点で一見の価値ありです。
今年は玉を競る神事は行わず、玉洗い式・玉取恵比須神社・当宮本殿での神事を
神職及び祭典奉仕者のみで齋行されました。
箱崎九大前駅まで少し距離がありましたが
ついににゴ~ル!
お天気にも恵まれ、パワースポットにも触ることができて
博多の歴史を堪能しました。