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Archive for 2020年11月30日(月)

イチオシ!360度の眺め

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平尾山荘を後にして
浄水緑地を福岡市動植物園のある南公園の
ポイント③「南公園西展望台」に向かいます。

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登り坂が続きますが、江戸時代にこの展望台がある小高い一帯は
大休山(おおやすみやま)と呼ばれてたそうで
那珂郡や早良郡から福岡城下に入るための峠道があり
山の途中、人々が荷物を降ろし、弁当でも広げて大休みをしたことから
その名前が付けられたらしいですよ~。

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こちらが南公園西展望台

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ウワサの展望台からの眺め
真正面には博多湾や福岡タワーなどの都心部が見渡せますよ~。

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展望台から少し下に下るとポイント④餓人地蔵があります。
こちらは、享保の大飢饉の際に福岡藩によって荒戸浜で粥の炊き出しが施された折りに
那珂郡方面から長尾道を伝って来た多くの飢餓者が
炊き出し場を目前にして行き倒れたそうです。
市内各地には餓死者を供養するために建立された飢人地蔵が建てられていますが
こちらの小道の傍らにひっそりと立つ餓人地蔵は
峠道を越えようとした人たちが力尽きた場所とのことで
毎年4月4日には、地元の人たちが、地蔵の前に祭壇を設け
飢人地蔵祭りを行っているそうです。

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ポイント⑤は中山記念碑
「中山」とは、辛亥革命を指導した孫文の来日亡命時の日本名で
福岡で頭山満や玄洋社を訪れた孫文の生誕百周年を記念して
昭和40年に建立されたそうです。
ここからは一気に下り坂

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桜坂駅に到着!
とても、うるおいとやすらぎに癒されたウォーキングになりました~。
おつかれさまでした。

 

 

平尾山荘ゆかりの山荘通

松風園の前の通りを南に向かうと、そこは山荘通り。
ポイント②の平尾山荘の近くが山荘通りですが
こちらは旧町名が残る場所としてよく知られています。

実は、山荘通りは3丁目しかないのです。
少し調べてみると・・・
住居表示で、山荘通一丁目、二丁目は
平尾二丁目~五丁目に変更になったそうです。
その際に、地元にある「平尾山荘」とゆかりがある
「山荘通」という町名を残したいという要望もあり
そのままになったそうです。

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こちらが平尾5丁目にある「平尾山荘」です。
説明書きを読むと、幕末期の歌人、野村望東尼(のむらもとに、のむらぼうとうに)
の旧宅であった場所で福岡の勤王思想を持つ藩士と関わりを持ち
あの、高杉晋作も長州藩の内で立場が危うくなった時に
ここに逃げてきて一時滞在したと言われています。
幕末当時の周囲は何もない山の中で
隠れ家としては最適な場所だったのだそうです。

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こちらが室内です。
炉が切ってありますが
萩の松下村塾と同じくらいの大きさでしょうか
「望姫島」の額が見えます。

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野村望東尼は福岡藩の攘夷派弾圧の政策により
糸島半島沖の姫島に流罪になったそうです。
その後、望東尼は島から高杉晋作が差し向けた
藩士らによって救われ下関に匿われることになりますが
高杉の最後を看取ることになります。
高杉の辞世の句では、晋作が「面白き ことなき世を 面白く」と詠むと
望東尼はそれにつづけて 「住みなすものは心なりけり」 と詠み
晋作が「おもしろいのう」と言ったとされています。

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山荘の裏手には「雨待の滝」の名残りの井戸という井戸があり
今でも涸れることなく湧き出ているそうです。

日本の歴史と文化につつまれて一服

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山荘通りに抜ける途中にあるポイント①松風園に到着しました。
松風園は、福岡を代表する百貨店であった「福岡玉屋」の創業者の邸宅があった場所で
跡地を整備して文化施設として2007年に公開されたそうです。

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駐車場の横にはエレベーターもあるのですが
階段を登って受付をすました後に野点広場に向かいます。

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紅葉にはもう少しというところですが
庭の左には樹齢百年を超える
シンボルのイロハモミジが少しだけ色づいていました。
野点広場は野外でお茶をたてる場所ということなので

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広々とした敷地内にある日本庭園には茶室が建っています。
実際に茶道を体験することができるとのことで
季節に合わせた行事や茶会も行なわれるそうです。

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こちらが織部灯篭(おりべとうろう)
有名な茶人古田織部が考案した石灯篭です。
灯篭の下には聖母マリアの彫り物があって、キリスト教徒が
隠れて拝んでいたというエピソードがあるそうです。

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抹茶で一服した後は
山荘通りにあるポイント②の平尾山荘に向かいます。

癒しのスポットを巡る「浄水通りコース」

福岡市民憧れの浄水通り。
ゆるやかな坂が続く周辺には、教会やレストラン
洋菓子店やフラワーショップなどがあって
秋の日のウォーキングにぴったりのコースです。
七隈線の薬院大通り駅2番で入口をスタートして浄水通りから
山荘通り、南公園を巡る桜坂駅までの全長3.8kmの浄水通りコースを巡ります。
福岡タワーまで見渡せる展望台や
癒しのスポットもあるので、期待がふくらみますね~。

浄水通りという名称は、通りの先にあった福岡市初の
平尾浄水場に由来しているそうです。
現在は福岡市植物園になっています。

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スタートは薬院大通駅、実は副駅名が動植物園口になっていて
駅から動物の装飾が楽しめるようになっています。

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こちらは階段の長さを活かしたキリン

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反対側にはゾウもいます

薬院大通駅を出て浄水通りを南に向かって歩きます。
この浄水通りのある薬院の地名は以外と古くて
吉備真備(奈良時代の遣唐使・きびのまきび)が太宰府に赴任した際に
この辺りに薬草園を開いて
施薬院(薬草を使って治療をするところ)をつくったことに由来する地名で
江戸時代には多くの医師が住んでいたことに由来するそうです。

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浄水通りを歩いていくと、
次のポイントがある山荘通り方面に向かうサインがありました。